八経ヶ岳登山

 久し振りに九州を離れ昔から気になっていた大峰山脈を訪れることにする。当初の予定では、唐松岳~白馬三山を縦走するつもりだったが天気予報が曇りまたは雨となっているため日本で晴れマークが出ている紀伊半島に変更する。

 

 13日5時に相棒と自宅を出発。目的地の天川村まで車で約10時間の行程となる。

 予定どおり16時頃に予約している洞川温泉の旅館に到着。ここは奈良県の山奥にもかかわらず昔ながらの秘境の温泉地の佇まいが残っていて観光客も多く直ぐに気に入った。荷物を下ろし一息ついて洞川温泉を観光する。

 

 現地に着いて山の情報を聞いていると計画していたスケジュールでは無理な部分が見えてきたため、山上ヶ岳から八経ヶ岳の縦走を止めてそれぞれ日帰り登山に変更する。

 

 5時に起床し身支度を整えて八経ヶ岳登山口の行者還トンネル西口に向かう。極端に狭い国道309号を走り約50分かけて登山口に到着するが、途中、これでも国道かと思う様な所が何か所もあり大峰山脈の奥深さを感じる。

 

 6時44分に弥山登山口(行者還トンネル西口)を出発。ここから大峯奥駆道出合まで約1時間の急登になる。急登を喘ぎながら登り予定どおり1時間で出合に到着。ここから奥駆道になり弥山まではなだらかな稜線歩きとなる。登り始めてほぼ3時間で予定どおり弥山小屋に到着。一息入れて弥山神社へお参りをする。

 この神社の鳥居の前には、天皇陛下が皇太子の頃に登頂された様で記念碑が建てられている。この山頂に来るには相当体力を使うが天皇陛下の山好きさを目の当たりにすることができた。

 弥山神社を参拝し八経ヶ岳に向かう。八経ヶ岳は弥山の目の前に見え30分の行程になるが鞍部まで下って八経ヶ岳に登りだすと有名なオオヤマレンゲの群落になり鹿対策のためネットの柵で守られている。

 11時に近畿最高峰の八経ヶ岳に登頂!!山頂からの眺めは遮るものが無く紀伊半島の山々を見渡すことが出来る。ここでゆっくり休みながら昼食を摂り初めての山頂を楽しむ。

 満足したところで弥山小屋まで戻り小休止して往路をそのまま戻り弥山登山口に下山した。

 

PS.下山後、我慢していた歯痛が酷くなり2日目予定していた山上ヶ岳を諦め自宅へ戻ることになった。

 

 

弥山登山口(行者還トンネル西口)より登山開始。

木造の橋を渡る。

予定どおり約1時間で大峯奥駆道出合に到着。

これで急登は終わり。

ガスがかかる起伏が少ない尾根道を歩く。

聖宝ノ宿趾。

弥山小屋に到着。

弥山小屋前の標識。

これから弥山神社へ参拝する。

弥山神社。

天皇陛下が皇太子の頃、参拝されてある。

弥山より八経ヶ岳を望む。

八経ヶ岳山頂。

ここでゆっくり休憩しながら昼食を摂る。

八経ヶ岳は、別名:八剣山。

弥山小屋入口。

ここで登山記念としてタオルを買う。

案内板。

この様な登山道が続き清々しい。

霧や雨が多いのか山頂付近は杉苔で埋め尽くされている。

下山途中で見つけた森の主?!

弥山登山口の駐車場に到着。

後方の道路は、国道。

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コメント: 1
  • #1

    mesato (日曜日, 20 9月 2020 08:12)

    車利用ですか⁉凄いなァ、当方の車利用半径は精々東は別府、西は平戸、南は日奈久辺りまで、金環食見学で日南市まで、例外です、アメリカ皆既では7100km運転しましたが、海外ですのでねェ。