昭和50年頃から九重山群を登り始めました。
それからくじゅうに魅せられて四季折々くじゅうの自然に浸っています。
最近は、土曜日に登山し「くじゅうヒュッテ」で一泊して福岡に帰ると言ったパターンで山行を楽しんでいます。
また、福岡近郊では井原山が好きで春夏秋冬訪れています。
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【 福 岡 山 遊 会 】 《今後のスケジュール》(確定分)
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《くじゅう山菜採り》
日 程:2023年4月29日(土・祝)~30日(日)
目的地 :くじゅう近郊
集合場所:九重ヒュッテ
集合時間:8時30分(予定)
宿泊先 :九重ヒュッテ
その他 :山菜採りの出来る服装でお願いします。昼食の準備も。
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【個展のお知らせ】
次の日程で個展を行うことにしました。
詳細はこれから決めていきますがよろしくお願いいたします。
・日 程 : 2023年9月12日(火)~18日(月・祝)
・場 所 : 福岡市美術館 ギャラリーE
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まず咲くマンサク。くじゅうの山々で一番先に春を告げるように咲くマンサクを求めて黒岩山に日の出後に登ることにする。
7時過ぎに牧ノ戸に着くと駐車場は既に満杯で黒岩山側の駐車スペースが1台分空いていたので駐車する。
身支度を整えて黒岩山に向かうと私以外の登山者は久住山方面に足を向けている。今日の黒岩山は私が初めての様だ。山頂のマンサクが見頃なのか気にしながら急勾配をゆっくりと足を進める。
上泉水山への分岐に着きそのまま黒岩山へ歩いていると山頂に黄色いマンサクが咲いているのがハッキリ確認できる。
思っていたとおり見頃を迎えてる感じで心が弾む。まもなく登頂すると見頃を少し過ぎているが十分見ごたえのある状態でマンサクが迎えてくれた。朝陽を浴びて春を感じながらのマンサク撮影となり独り占めの山頂を楽しむことが出来た。下山時に山友のOさんご夫妻にお会いし暫く話し込んで約2時間の山歩きとなった。
下山後、山友のSさんと男池駐車場で待ち合わせて春の山野草撮影を楽しんだ。くじゅうは野焼きも終わり春がもうそこまで来ている感じがした。
マンサク鑑賞のため黒岩山に夕駆けを計画しくじゅうに出かけると長者原は霧で覆われている。
この状態では夕駆けは無理だとタデ原湿原を散策することにした。
野焼き後一週間が経過し黒の世界に霧が立ち込めて幻想的な光景が待っていてくれた。これはこれで私の好きな風景で観光客が見当たらない木道をカメラを片手に撮影を楽しむことができた。
今年の私の課題は完全凍結の御池と天の川のコラボレーションを撮影すること。このため土・日の天気が芳しくないため天気が良くなることを期待して月曜日に休暇を取りくじゅう行きを決める。
日曜日に唐津でゴルフをした後、その足でくじゅうへ向かう。九重ヒュッテに17時前に到着しゆっくり温泉に浸かって夕食後、仮眠する。
0時30分に起きて窓から空を見上げると満天の星空となっている。気分も高まり準備を済ませ牧ノ戸登山口に向かうと駐車場は月曜日のためか車は2~3台止まっている程度で少ない。
2時15分に登山開始。気温はマイナス5℃で空は雲一つなく星が輝いている。登山道に入ると残雪でアイゼンが利いてとても歩きやすい。
沓掛山まで私の前に歩いた後が見当たらないため今夜の山頂は自分が一番乗りになりそうだ。扇ヶ鼻分岐に着くと最近では一番早いペースとなっている。天の川が気になりテンションが上がっているようだ。
順調なペースで久住山避難小屋を過ぎ御池に足を進める。2時間程で御池に到着し東の空を見上げると天の川がハッキリ見える。急いで決めていた第一撮影ポイントに向かう。途中、膝くらいまでの雪をかき分け何とかポイントに到着し暫く撮影に没頭する。満足したところで第二ポイントの御池の淵に向かいここでもしっかり時間をかけ撮影を楽しむ。夜明けが近づき始め心の中は天の川の撮影で満足しているがだんだんと空が明るくなり始めたので中岳に向かうことにする。
途中、池の小屋に立ち寄り中岳山頂に着くと丁度太陽が顔を出し始めている。ピーカンで味気ない日の出だが心地よい朝陽を浴びて清々しい朝駆けになった。山頂の気温はマイナス8℃で風も無く暫く眺望を楽しんで山頂を後にした。
くじゅうに行く前に九重ヒュッテの裕子さんの情報で今年の氷柱が凄いと投稿があった。
4日に朝駆けを楽しんだ翌日の朝食後、ヒュッテで朝陽の状況を確認して現地に出かけると今までで一番と思われる氷柱が出来ていて驚く。
思っていたとおり朝陽が木漏れ日の中から氷柱に射し込んでいる。凍り付いた氷上を慎重に移動しながら久しぶりに時間を忘れて撮影を楽しむことが出来た。
この様な光景はくじゅうでは中々見ることが出来ないので九重ヒュッテに宿泊して楽しんでいただけたらと思います。場所は宿で聞いてください。