久住山夕駆け

 17日(金)に仕事を終え帰宅後、22時過ぎに九重ヒュッテに到着。天気予報が良くないため朝駆けか夕駆けにするか空の状況を見て判断することにする。

 23時前に仮眠し2時45分に起床して空を確認すると雲が厚いし三俣山上部はガスがかかっている。様子見でまた1時間仮眠して空を見上げると朧月となっているが相変わらず雲が厚い。このため夕駆けに変更して朝まで就寝する。

 7時過ぎに起床し三俣山を見ると山頂はガスに覆われている。ところが日の出から30分程過ぎると青空に変わってきた。朝駆けが良かったかなと思う。

 11時5分に登山開始。登山道は積雪があり軽アイゼンを着ける。汗をかかない様にゆっくりペースで足を進め1時間15分で扇ヶ鼻分岐を通過する。第一撮影ポイントの星生山分岐に着いて廻りを確認すると絵にならないため撮影を諦め星生崎下へ向かう。

 星生崎下に着いて撮影ポイントを探すが霧氷が全く無くここも撮影を諦め久住山避難小屋に向かう。

 避難小屋の平地に着いて久住山を眺めると雲が掛かって来たと同時にガスが流れて来た。とりあえず久住山を入れて写真撮影を行なう。これから段々と天気が崩れそうだ。

 避難小屋で昼食を摂り暫くして小屋を出ると久住山にガスがかかっている。何処に登るか迷った末、久住山に決める。ガスが流れる中、14時35分に登頂。ガスガス状態で廻りは何も見えないため、記念撮影を済ませ早々に下山する。下山途中で日の入りの撮影を諦めきれず悪あがきで扇ヶ鼻に寄ることにする。扇ヶ鼻山頂に着いても状況は変わらず阿蘇方面からの吹上を期待したがガスが流れてきて一向にガスが切れそうに無いため諦めて下山することにする。下山中、西の空に低く斜光が射し暮れ行く鍋谷の風景を眺めながら日の入り後に下山した。

 下山後、九重ヒュッテで温泉にゆったり浸かり帰宅した。(ヒュッテは某山岳会の新年会で貸切となっているため止む無く帰宅)