中岳朝駆け

【今日のコース】

牧ノ戸登山口(3:00)~沓掛山~扇ヶ鼻分岐~西千里ヶ浜~久住分れ~御池~池ノ小屋〜中岳~御池~久住分れ~西千里ヶ浜~扇ヶ鼻分岐~沓掛山~牧ノ戸登山口(11:20) 《行動時間》8時間20分

 

 4日にくじゅうへ朝駆けを予定していたところ私が所属しているフォトクラブで講師をしていただいている写真家・川上信也先生より九重ヒュッテで阿蘇・くじゅうの雑誌の編集を行なうため座談会を計画しているとお誘いを受けた。山仲間に連絡をを取ったところ集まりが悪いためヒュッテで知り合った来福さんへ参加のお願いをすると快く引き受けていただいた。来福さんも偶然4日に朝駆けを計画してあったため、牧ノ戸登山口より3時出発でご一緒することになった。

 2時45分に牧ノ戸駐車場に着くと既に来福さんは到着してあった。気温は▲1℃で風はほとんど無い。天気予報は曇りのち6時から晴れとなっていたが空を見上げると満天の星が輝いている。天気予報が良い方向に外れたため心は快晴気分になる。予定どおり3時に登山開始。登山道に雪がほとんど無いためアイゼンを着けずに登る。順調に扇ヶ鼻分岐を通過し西千里ヶ浜に入り星生山を見ると南斜面に雪は全く見当たらない。今日も雪無しの朝駆けとなった。足を進め御池に着くと慰霊碑側の斜面に霧氷がビッシリと付いている。ここで目的地を中岳に決める。池ノ小屋まで上がり来福さんと別れる。来福さんは池ノ小屋で日の出を待つとのこと。吊り尾根の分岐に着き天狗ヶ城を見るが北斜面に白さが見られない。次に中岳を眺めるが霧氷が付いているか確認が取れない。中岳北斜面の霧氷に期待を込めて足を進め頂上直下に近づくと北斜面全体見事に霧氷が付いていてくれた。くじゅうの神様に感謝、感謝!!早速、山頂にザックを置いて撮影ポイント探しに入る。良い場所を見つけ日の出を待つ。日の出が近づいてから日が昇るまで夢中でシャッターを切る感激の朝駆けとなった。落ち着いて山頂に戻り記念撮影をしていると池ノ小屋から私を呼ぶ来福さんの声が聞こえて来た。ここで中岳を後にする。御池で来福さんと合流しルンルン気分で田圃状態となった登山道を下山した。

 昼過ぎに九重ヒュッテに戻り温泉にゆったり入り昼食を摂る。14時30分になり雑誌編集の方と川上先生が九重ヒュッテに到着され座談会が始まり取材を受ける。こちらのメンバーは山仲間2名と来福さんと私の合計4名。我々に色々な角度からくじゅうについての質問が飛ぶ。日頃この様な経験が無いため、みんながどの様な気持ちでくじゅうに来ているのか魅力を感じているか等知ることが出来て感心したり為になったりと有意義な時間が過ごせた。夕食時刻になり食事をしながら夕食の取材に入るとお酒も入り賑やかで大いに盛り上がった一夜となった。今回の取材に関係した皆さんお疲れ様でした。また、協力いただきありがとうございました。

【フォトギャラリー】             ※写真の上をクリックすると拡大します。