くじゅう de 山菜採り

 

 くじゅうで毎年恒例の山菜採りを計画する。登山も良いが山野が芽吹き始める中、山菜採りで野焼きが終わった後の草原に向かう。参加者は11名で天気も良く楽しい山菜採りになりそうだ。

 

 まず初めにいつものポイントで蕨採りを楽しむが、この場所はなだらかな丘陵地で年配者が参加しても安全で心配しなくていいため参加者を気にせず楽しめる。

 

 2時間の予定で蕨採りをスタートすると駐車スペースの周りに沢山の蕨が出ていて大収穫が期待できそうだ。

 初めにいつもの場所に行くと蕨がほとんど無く草が生い茂っている。多分、野焼きが回らず蕨が育つ環境が出来なかったみたいだ。但し、ウドだけはいつものように私を待っていてくれで参加者全員に行きわたるだけ収穫できた。

 

 駐車場所に戻っていると仲間から蕨が沢山出ていると遠くから大きな声で呼んでくれた。その場所に着くと毎年見かけない所に沢山の蕨が目に飛び込んできた。これから30分程度夢中で蕨採りを行ない何とか納得できる量を収穫することが出来た。

 この後、心地よい春の風に吹かれながら草原で昼食を摂る。草原で食べる弁当は一段と美味しく感じる。昼食後、第二の目的地にタラの芽を採りに行くとこの場所は誰かに採られた後でほとんど収穫できない。ここを諦め第三の場所へ移動することにする。第三の場所は、タラの芽・コシアブラ・ハナイカダが揃っていて到着するとコシアブラは採り頃を少し過ぎているが何とか収穫できる状態で残っていてくれた。この場所で一日の山菜採りとしては満足できる量を収穫出来たので宿泊先の九重ヒュッテに戻ることにした。

 

 夜の宴会は新型コロナに注意しながら収穫した山菜を九重ヒュッテのご主人に料理してもらい美味しくいただいた。今年もくじゅうの恵みに感謝!!