春の井原山 2020 partⅡ

 新型コロナウイルスで不要不急の外出は控える様になっているが、平日でもあるし人混みを避けてストレス解消のため井原山にコバノミツバツツジ鑑賞に出かける。

 水無登山口の駐車場に着くと先客の車が4台ある。

身支度を整えていると車が2台入って来た。人混みを避けたつもりだが自分と同じ様な考えの人が結構いるものだ。

 前回ここに来たのは4月4日であれから20日経過している。花の移り変わりが楽しみだ!

 水無谷に入るとコンロンソウが咲き始めている。イチリンソウ・ニリンソウも健在だ。

 今回も花巡りが目的のため登山道沿いの花を確認しながらゆっくり足を進める。

 咲いている花は前回とほとんど変わらないがヤマエンゴサクが終わりを告げている。

 

 沢沿いから急登に入り登り切った処でコバノミツバツツジを確認するが花が全く見当たらない。そのまま縦走路水無分岐に着いて廻りを見渡すが昨年この時期に満開だったコバノミツバツツジが全く咲いていない。縦走路を歩きながら花芽を確認するがほとんどの木に花芽が無い!!多分、昨年秋の台風の影響で潮風が吹き上げ木が塩害を受けている様だ。木は塩にとても弱い。

 山頂に着くと8名程の登山者が休憩している。360度の眺望を楽しむが福岡方面・佐賀方面共に少し霞んでいる。とりあえずシュンランとオキナグサの確認に行くとシュンランは1株咲いていてくれた。これは4日に確認していた花芽が咲いたものだった。次にオキナグサを見に行くと丁度見頃を迎えている。オキナグサは花が地面に向けてU字に曲がって咲くため撮影が難しい。

 満足したところで山頂に戻り昼食を摂る。山で食べるカップラーメンが美味しい。

 一息着いたところでいつもの様に時計回りで井原山自然歩道を下り水無尾根分岐から水無尾根ルートを通り水無登山口に戻った。

 今年のコバノミツバツツジは残念ながらほとんど期待出来ないが5月のGWに少し咲いていると思う。

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