くじゅうマンサク鑑賞登山

【今日のコース】

牧ノ戸登山口(9:55)~沓掛山~牧ノ戸登山口(11:45) …《車で移動》…一番水登山口(12:35)~朽網分れ~鍋割峠〜佐渡窪(15:39)~鍋割峠~朽網分れ~一番水登山口(16:50) 《行動時間》6時間05分

 

 当初の計画どおりマンサク鑑賞登山を行なう。自分で思い描いていた雪を被った満開のマンサク撮影…朝起きて牧ノ戸ライブカメラを見るとなんと道路脇の木々は樹氷で覆われている。思いが叶い喜び勇んでくじゅうへ向かう。途中、山仲間と待ち合わせ合流しながら九重ヒュッテに到着。急いで身支度を整え牧ノ戸登山口へ車を走らせる。駐車場に到着すると天気は晴れと言うのに思ったより車が少ない。前日までの天気予報が曇りだったため登山者が少ない様に感じる。今日の参加者は、いつものメンバーに前回ご一緒した来福さんを含め合計5名となる。

 9時55分、さあ登山開始。今日は、マンサク鑑賞を目的としているためまず沓掛山を往復する。展望台付近で沓掛山西斜面の霧氷の中に咲くマンサクを撮影するが思ったより開花していない。今年は開花が遅いうえ開花そのものが悪い様だ。それでも霧氷は素晴らしく良い光景を見ることが出来てみんな大喜び!一息ついて沓掛山山頂へ足を進める。山頂に着いて廻りを見渡すと北斜面の霧氷は見事な姿を見せているが開花が遅れているのか黄色いマンサクの花はほとんど見当たらない。マンサクを諦め霧氷の撮影に気持ちを切り替えしばらく霧氷撮影を楽しむ。落ち着いたところで下山することにして次の目的地「佐渡窪」に向かう。

 12時35分、一番水登山口より佐渡窪に登山開始。朽網分れで軽食を摂り曇り空を気にしながら佐渡窪へと進む。鍋割坂の中間地点になるとマンサクが咲いているのを見ることが出来るようになってきた。順調に足を進め鍋割峠を越えた所で10数名の中高年の団体に出会う。マンサクの開花状況を聞くと丁度見頃とのこと。朗報に高ぶった気持ちを抑えながらマンサクのポイントに到着するとその花は我々を待っていてくれた。ここで休憩時間をたっぷり取り昼食を摂ったり写真撮影に没頭したりとそれぞれ好きな様に時間を過ごす。15時30分となったところで下山を開始する。登山口に戻ったら我々の下山を待っていてくれたかの様に小雨が降りだしてきた。今日は雪を被ったマンサクや日差しを浴びたマンサクとどちらも満足できる姿を見せてくれて幸せな一日となった。夕食はいつもの様に美味しい料理を味わいながらお酒がすすみ賑やかな一夜となった。くじゅうに感謝!!

 翌日、花散策に男池に出かける。男池駐車場に近づくと平治岳・黒岳の山頂は霧氷で真っ白になっている。料金所前のおいちゃん家を見ると店は閉まっている。残念!美味しいコーヒーが飲みたかったな~男池に足を踏み入れるとまだまだ冬の感じがする。かくし水まで散策することにして登山道を歩きながら山野草を確認するがユキワリイチゲの葉を一株見つけただけに終わった。途中、小雨から霰に変わり大雪が降りだしてきたためあわてて駐車場に戻り帰宅とした。

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