中岳新年登山

　平成２６年の新年がスタート。新年最初の登山と山の会新年会を兼ねて、いつもの様にくじゅうへ向かう。８時３０分にくじゅうヒュッテに集合したが、色々と準備に手間取り、１０時前に登山口の牧ノ戸駐車場に到着すると既に駐車場は満車で脇道の路肩に駐車する。

　天候は曇り、気温はマイナス３℃とまずまずの気象条件だ。今日は、御池の全面凍結を見たことが無いメンバーが参加しているため、天狗ヶ城～中岳～御池ルートにすることにする。

　山に入ると雪は少ないが凍りついた登山道となっているためアイゼンが利いて歩きやすい。凍結のため沓掛山など慎重に通過したため、扇ヶ鼻分岐まで夏季の1.5倍程かかり通過する。この頃から久住山方面の視界が利いて来て時々青空が見えたりする。西千里ヶ浜・星生崎を過ぎ、久住避難小屋に到着し昼食タイムにする。小屋の中は満員状態だったが、少し待つと空きスペースが出来たため中で昼食を摂る。寒さのせいかカップラーメンがいつも以上に美味しく感じる。

　昼食後、天狗ヶ城に向かうが風が強い。途中、樹氷が綺麗で写真撮影のため、中々前に進まず皆に迷惑を掛ける。山頂に到着すると３６０度展望が開け、冬山にしては満足できる状態となった。（気温はマイナス５℃）暫く休憩した後、中岳に向かう。山頂手前では、木の枝に樹氷がビッシリと付きここから眺める大船山が美しい。

　記念撮影後、御池に向かう。御池に着くと氷上で寝そべった写真を撮ったりして冬だけの楽しみを満喫できた。

　下山途中でいつもの処で写真撮影タイムとするが積雪が多く膝を超える状態で撮影場所まで行くのに苦労したが青空も出て絶好の時間を過ごせた。